児童文学者・松岡享子さんがお亡くなりになられました。

何気ない日常を楽しく過ごさせてくれたこの本は、ページいっぱい湯気につつまれて、わくわくも、心の中からはみ出さんばかり。

ことばあそびの面白さも、馬場のぼるとタッグを組むとここまで面白いことになる！とびっくりしたのはこの本。

自分の息子を見ていても、ほんとに子どもってクイズ出すの好きよね……ずーっと何かの問題を出され続ける私……でもこの本がめちゃくちゃ好きだったのは、私自身がそんな子どもだったからです。

ペニーさんは理想のお隣さん。実はてんでんこのある里山の集落は、こんなワイルドで優しいおじさんがたくさんいますよ。

子どもの頃は子ども目線で好きでした。そして母親の今は、母親目線で好きです。

気づけば、この本もあの訳も、松岡享子なんですね。

児童文学と子育てを大いに楽しく豊かにしてくださいました、本当にありがとうございました。