50周年の新日本プロレス、春の大祭ともいえる大シリーズ「ニュージャパンカップ」が始まりました！！！過去最多、48選手参加のトーナメント！

開幕の今日は、どの試合も見応え満点、サービス精神も溢れていて、と～っても楽しかった！

ひとつだけ選ぶとしたら？と言われれば、

やっぱりメインイベントのオカダカズチカvsエル・デスペラードだなぁ。

階級の違う2人なので、小さいほうのデスペラード選手がどう闘うかがポイントでした。

デスペラード選手はよく「考えろ、考えろ！」と敵の選手に、そして自分自身にも言っています。鍛え上げられた肉体で日々勝負をしているプロレスラーに、頭で考えるという言葉は、一見似つかわしくないようにも思えます。しかしデスペラード選手は、身体や技術で劣っていても、考えて考えて、どこかで自分が抜きん出るところを見つけ、そして勝ちに行くのだ、ということも言っていました。

私は、それをもっと拡大解釈して「考えろ、考えろ」という言葉を、いまどうしても成し遂げたいことについてとにかく一生懸命になれ！という意味に受け取ることにしました。

一生懸命やることは恥ずかしいことではない、失敗したり負けたりする姿をさらけ出せることこそかっこいいことだ、と、私は多くのプロレスラーたちから学びました。デスペラード選手だけでなく、たくさんの選手が、言葉でなくとも試合でそれを語っているからです。

今日のオカダカズチカ戦は、まさにそれが体現されていた試合でした。頭ひとつほども違うオカダ選手相手に、もうダメかな…というところから何度起き上がって反撃したことか！ああ、自分もこのくらい頑張れるんじゃないか！？頑張ればいいじゃないか！！気づけば、終了後にはものすごいパワーをもらっていました。

ニュージャパンカップ、まだまだ楽しみなカードが目白押し。昼間はてんでんこの仕事を全力で頑張って、夜は全力でプロレス観戦したいと思います！

というわけで今夜の回文は、

「いよいよ大祭　最多　ヨイヨイ♪」

で～した。

(「回文雑話」つづく。)